Cocoonのカルーセルを滑らかにスライド&表示数のカスタマイズ

Web/blog

先日、トップページにカルーセルを設置してみました。

デフォルトから簡単なカスタマイズを行いましたが、なんだか物足りず…。

 

 

今回は、

  • 表示数を6記事から3記事にする
  • 1枚ずつスライドさせる
  • スライドの動きをヌルっとした滑らかな動きに変える
  • カルーセルが動く速さを変更する

という点を重点的に考えながら設置した結果、なんとも言えない感じに仕上がったのでご紹介します。

 

スポンサーリンク

カスタマイズの方法

Cocoon*カルーセルを簡単にカスタマイズする方法ではスタイルシートにCSSコードを追加してカスタマイズしましたが、今回はphpファイルを変更します。

 

 

  1. 外観→テーマファイルエディターを開く
  2. テーマのための関数(functions.php)
  3. 追記したいコードを書く

 

phpファイルは特に、エラーが起こりやすくリスクが伴いますので必ず子テーマ(cocoon-child)で更新します。

 

functions.phpに記載したコード

ゆっくり滑らかに、ぬるぬる動くカルーセルのコードです。
サクッと記載しておきます。

//カルカルカルーセル
if ( !function_exists( 'wp_enqueue_slick' ) ):
function wp_enqueue_slick(){
  if (is_carousel_visible()) {
    wp_enqueue_style( 'slick-theme-style', get_template_directory_uri() . '/plugins/slick/slick-theme.css' );
    //Slickスクリプトの呼び出し
    wp_enqueue_script( 'slick-js', get_template_directory_uri() . '/plugins/slick/slick.min.js', array( 'jquery' ), false, true  );
    $autoplay = null;
    if (is_carousel_autoplay_enable()) {
      $autoplay = 'autoplay: true,';
    }
    $data = minify_js('
              (function($){
                $(".carousel-content").slick({
                  dots: true,'.
                  $autoplay.
                  'autoplaySpeed: '.strval(intval(get_carousel_autoplay_interval())*0).',
                  infinite: true,
                  slidesToShow: 3, //表示枚数
                  slidesToScroll: 1, //移動枚数
		      autoplay: true,
			speed: 20000, //スピード
			cssEase: "linear", //ぬるぬる感
                  responsive: [
                      {
                        breakpoint: 1240,
                        settings: {
                          slidesToShow: 3,
                          slidesToScroll: 1
                        }
                      },
                      {
                        breakpoint: 1023,
                        settings: {
                          slidesToShow: 3,
                          slidesToScroll: 1
                        }
                      },
                      {
                        breakpoint: 834,
                        settings: {
                          slidesToShow: 3,
                          slidesToScroll: 1
                        }
                      },
                      {
                        breakpoint: 480,
                        settings: {
                          slidesToShow: 2,
                          slidesToScroll: 1
                        }
                      }
                    ]
                });
              })(jQuery);
            ');
    wp_add_inline_script( 'slick-js', $data, 'after' ) ;
  }
}
endif;

 

せっかくなので少し解説

ちょっと変更するだけで変わる部分がたくさんあるので、少し解説してみたいと思います。

 

カルーセルの表示数を変える

デフォルトでは6枚ずつ表示されていますね。

 

カルーセルの表示数を変更したい場合は、 『slidesToShow: 』の数字を変更します。

上記のコードで『//表示枚数』とコメントしてある部分です。

 

slidesToShow:3 で、3枚ずつ表示。
slidesToShow:4 で、4枚、5で5枚ずつ表示されます。

デスクトップで1枚表示にするとレイアウトが崩れるので、さらなる改造が必要です。

 

スライドする枚数を変更する

デフォルトのカルーセルは、スライドするときに一気に6枚が切り替わります。

それを一枚ずつスライドさせたい場合、
『slidesToScroll:』の数字を変更します。

上記のコードで『//移動枚数』とコメントしている部分です。

 

slidesToScroll:1, で1枚ずつ移動。
slidesToScroll:3, で3枚ずつ移動…という感じ。

 

レスポンシブでは、breakpointによって表示枚数を変更すると良いかもしれません。
(上記コードでは、タブレットで見てもデスクトップと同じく3枚ずつの表示となっています。)

 

少し注意したいところが、
ここの数を変更すると、カルーセルの下に表示されているドットの数が変わります。

 

ドッド数の仕組み

 

カルーセルの枚数を最小の12枚で設定している場合。

 

デフォルトでは、『6枚ずつ表示×6枚ずつ移動』なので、ドットの数は2つ。

『3枚ずつ表示×3枚ずつ移動』だと、ドットの数は4つになり、『1枚ずつ移動』にするとドットの数は10個表示されます。

 

滑らかなスライドにさせる

カルーセルがスライドするときは、cocoon設定で設定した秒数の間ストップして、次の表示へと切り替わりながら動きます。

 

この数秒の間に、私はアイキャッチの文字をじーっと読むのですが(多分みなさんそうだと思いますが)、急にアイキャッチが動くとあわわーー!となってしまうタイプの人間なので、

急に動き出す衝動的なカルーセルより、流れに身を任せているカルーセルの方が見やすいなーと思った次第です。

 

この辺のコードが動きのポイント

 

'autoplaySpeed: '.strval(intval(get_carousel_autoplay_interval())*0).',
speed: 20000, //スピード 
cssEase: "linear", //ぬるぬる感

 

インターバルを0にすることでタイムラグがなくなり、cssEase: “linear”でスライドの動きを一定にしています。

なんとなくスピードを 20000 にしてみましたが、せっかちな人にはイライラさせちゃうスピード感かもしれませんね。

10000くらいでもいいかもしれません。

 

スピードは1記事分がスライドしていくまでの秒数です。
20000=20秒間かけて1記事分の範囲が動きます。10000だと10秒、5000だと5秒といった感じです。

 

さいごに一言

スマホで表示するとアイキャッチが追い付かないことがあり、タイトルのみ流れてくることがあります。。

その辺の改善、解りかねますので、
あまりいじるのも推奨はしません。

なんとなくぬるぬる動くカルーセルにしてみたい方のみ自己責任でご参考くださいませ。

 

タイトルとURLをコピーしました