家で使うカーオーディオの接続ケーブルを自作してみました。

カー用品

我が家では部屋でカーオーディオを動かすときに、セルスターのAC-DCパワーサプライを使用して電源をとっています。

その際に接続ケーブルが必要となるのですが、接続するときは銅線をパワーサプライにクルクル回して接続しますよね。

あのクルクルが面倒だったので、差し込むだけで接続できるように自作してみました。

不要になった電源ケーブルと、その他の部品もだいたい100円ショップで手に入れています。
安価で簡単に作成することができますよ。

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用意する物

  • 電源ケーブル
  • ワニぐちクリップ(3~4個)
  • バナナプラグ
  • 分配コネクタ(エレクトロタップ)
  • 半田ごて
  • ビニールテープ

接続ケーブルの作り方

バナナプラグを取り付ける

まずは電源ケーブルを用意します。

私は不要になった電源ケーブルをぶった切って作成しましたが、ケーブル自体はホームセンターなどで購入することが出来ると思います。

電源ケーブルを剥くと、プラスとマイナスの配線が2本出てきます。
一般的には赤がプラスで、それ以外(画像では青のケーブル)がマイナスです。

特に決まりはないので、逆に赤をマイナスにしたい!という場合はそうされても大丈夫です。※分からなくならないように注意してください。

ケーブルの銅線を少しだけ出します。
ニッパなどを使い周りのカバー(被覆)だけを剥がしていくのですが、中の銅線まで切ってしまわないように注意してください。

 

バナナプラグは上下で取り外し、下からケーブルを入れて銅線を挟み込みます。

銅線をちょっと曲げると挟みやすいですよ。
銅線が当たることでプラグに電気が通り、接続することができるという仕組みです。

バナナプラグにもプラスとマイナスが分かるように色が付いていると思います。
今回使用したAudio-technicaのバナナプラグにはメーカー名が色分けされていました。赤字は赤いケーブル(プラス)に、白字は青いケーブル(マイナス)に繋いでいます。

キュッと回して締めたら完成です。
上手く挟めていなければ、プラグの下からケーブルが抜けてしまうかもしれません。

 

配線を分配して増やす

続いて、先ほど取り付けたバナナプラグの反対側に、ワニグチクリップを取り付けていくのですが…
その前に、配線を増やしましょう。

ワニグチクリップはカーオーディオ側の電源に繋ぐ役割です。
カーオーディオの電源は、だいたいマイナスが一つとプラスが二つの配線で構成されているため、ワニグチクリップを取り付ける配線もプラスを分配して増やす必要があります。

 

今回、購入したワニグチクリップには保護用のビニールが付属していました。
無い場合はビニールテープなどで代用することが出来ます。

 

配線を増やすためにもう一本配線が欲しいので、ケーブルを10㎝ほど切断します。
このとき、分配するものは分配元のケーブルと同じ色の配線を使用すると分かりやすくなりますよ。

 

 

分配用のエレクトロタップに配線を通します。
元からある配線は下から差込み、新しく増やす配線は上から差し込みます。

特に銅線の被覆を取る必要はありません。そのままの状態で差し込んで大丈夫です。

 

線を通すことが出来たら、分配コネクタの真ん中にある金属をギャンと押し込みます。
こうすることで、電気が2本に行きわたり分配される(プラスが2本になる)という仕組みです。

 

同じ要領でさらに分配することも出来ます。

 

ワニグチクリップを取り付ける

配線の先っちょにワニグチクリップを取り付けます。

クリップの根元に穴が開いているので、穴に銅線を通して電気が通るようにします。

しっかりと接続させるために、半田ごてではんだ付けをします。

はんだは準備に時間がかかったり付けるのが難しかったりするので、なるべく避けたい!という方。『液状ハンダ』なども販売されているようですよ。
使用したことがないので何とも言えないのですが…。いつか試していたいと思います。

 

冷めたら付属のカバーをかぶせます。
なければビニールテープを巻いて代用することが出来ます。
ビニールテープで巻く場合もハンダ付けをしておくと安心ですよ。

このときも、プラスとマイナスの色分けはしておきましょう。
基本的に赤と黒のカバーが付属しており、赤がプラス・黒がマイナスというのが一般的です。

 

完成~~

完成した接続ケーブルは、無事にAC-DCパワーサプライとカーオーディオをつなぐ橋渡し役となりました。

※自作配線の色がこれまでの画像のものと変わってます…すみません

因みにですが、画像の中にあるカーオーディオの配線は、黒がマイナス・黄色と青がプラス2本に繋ぎます。
どの配線に繋げれば良いか分からなくなってしまった場合、一般的にマイナスは一本しかなく黒色の配線なので、それ以外はプラスと判断すれば良いかもしれません。

おしまい

 

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