SONY-αのレンズが壊れたので修理した話。in SEL16F28

カメラ

こんにちは。

今回は、レンズの修理を行いました。

レンズの中で後玉が外れてしまい、レンズを振るとカタカタと揺れていたので
自分で分解してUVレジンで接着。

撮影に支障がない程度に修理しました。

 

SONYから発売されているデジタル一眼レフカメラ”α”のEマウントレンズ
『SEL16F28』です。

 

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早速レンズの修理だ!

ネジを外す

まずはレンズ周りのネジを外して、カバーを開ける作業です。
精密ドライバーじゃないと入りません。

ネジは小さいので、紛失しないようにしましょう。
(画像の端に写りこんでいる小さなゴミのようなものがネジです。)

ネジが外れると、カバーも簡単に外すことが出来ます。

レンズの中に埃が入ってしまうと撮影した写真にも影響がでてくるので分解には注意が必要です。

吸盤でレンズを取り出す

『レンズサッカー』という道具を使ってレンズを取り出しました。

 

吸盤の切り替え可能。
レンズが小さいので、小さい吸盤の方が扱いやすいです。

 

扱いに慣れていないので
最初は吸い付かせることに手間取りました。

そーっとそーっと持ち上げています(笑)

 

レンズが外れた原因

レンズを外してみると、レンズが固定されていた部分の下に、これまた小さなシリコンのようなものが3つあります。

本来はレンズとくっついて固定されているものなのですが、劣化により剥がれてしまったのでしょう。
固定されずにレンズが浮いている状態でした。

原因が分かった所で固定してみたいと思います。

 

UVレジンで補強する

今回は、UVレジンを使ってレンズとシリコン部分を固定させていきます。

Cocoon-アイキャッチラベルの背景色を変更する方法と細々した簡単なカスタマイズ

 

何も考えずに、家にあったハードタイプのレジンを使用しました。
まぁ、、少量なので問題はないでしょう。

レジン液にも

  • ハード(硬くなる)
  • ソフト(硬いゴムのような感じ)
  • グミー(グミのような感じ)

と、種類によって硬化に違いがあります。

 

シリコンの上に、つまようじで少量のUVレジンを塗布

真ん中のレンズに付着しないように気を付けます。

 

3か所にUVレジンを塗布できたら、再びレンズをはめ戻します。
(戻すのがめちゃくちゃ難しかった…。割と、力ずくではめました。)

 

そして、
紫外線を浴びまくります…。

UVレジンの液は100円ショップなどでも手に入れることが出来ます。
UVライトも、ペン型の小型のものが100円ショップで販売されています。少量しか使わない場合は100円ショップで十分かも…。

 

レンズを元の形に戻す

UVレジンで硬化すると、レンズが動かなくなります。
(もし動いているようなら接着できていないのかも)

最初に外していたレンズ周りのカバーを再び元に戻します。

 

あとはレンズ用のペーパーで拭き上げて、ピカピカに仕上げたら完成~。

ダスパーという、レンズ用のクリーニングペーパーを使用しています。

 

 

さいごにひとこと

修理したレンズをカメラに装着してみました。

 

過去に一度、同じ状態のレンズに
レジンではなく瞬間接着剤のアロンアルファを塗布して接着したことがあるのですが、アロンアルファは揮発すると周りが白くなる性質があります。

そのため、レンズまで白くなってしまい…大失敗に終わりました。
(白化現象を落とすのに苦労した苦い経験。)

今回のレジンを使った修理では、2日経った今でも特にレンズに変化は見られません。
しかし、レジンも製品によっては劣化に違いがあるようなので、何か変化があれば取り急ぎ追記したいと思います。

 

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